ダンボール工作で、付箋ボードを作ります。
市販品もありますが、自分の好みのサイズで作ってみましょう。
開閉できる蓋がある箱を、ボードの下部に取り付けました。
普段は付せんやペンを蓋の上に置き、使わない時は箱の中にしまっておけます。
「やっぱり目の前にメモを貼っとかないと」という方は是非試してみてください。
目次
付箋ボードの材料
付箋ボードの材料です。
まず、下の箱の部分です。いずれも(紙巾方向) x (流れ方向)という表記にしています。
- 10.5cm x 20.0cm 側板 2枚 (Wフルート)
- 10.5cm x 16.4cm 側板 2枚 (Wフルート)
- 14.4cm x 19.4cm 底板 1枚 (Aフルート)
- 21.3cm x 16.3cm 天板 1枚 (Wフルート)
- 3.5cm x 6.0cm ツマミ 1枚
- 5.7cm x 18.4cm ストッパ 1枚 (Aフルート)
- 19.5cm x 4mmφの丸棒 1本 (ヒノキ材)
ボードの方はダンボール板1枚です。これも(紙巾方向) x (流れ方向)という表記にしています。
- 36.0cm x 23.0cm のボード 1枚 (Wフルート)
Wフルート(8mm厚)のダンボール板を使用していますが、すべてAフルート(5mm厚)で作ってもかまいません。
その場合、Wフルートと書いたパーツの各部の寸法が少し短くなります。
付箋ボードの作り方
では、早速作っていきましょう。
箱の部分の作り方
まず、 ブロックサイズの付せんやペンを収める箱の部分の作り方です。
この箱の作り方は、基本的に次のトレイの作り方とほとんど同じです。
サイズが違いますが、このトレイに、開閉できる蓋を取り付けるイメージです。
上記とは蓋の部分がことなるだけですので、蓋の部分についてのみ説明します。
天板4の各辺とも15mm幅だけ裏ライナーと中芯を剥がします。
剥がしたら、次の写真のように表ライナーをカットします。
カットしたら、各辺とも切り口を包むように折り曲げ、木工ボンドで貼り付けます。
次にツマミを作ります。紙幅方向に切断した辺は両辺とも15mm、流れ方向に切断した辺は1辺だけ15mmの幅だけ裏ライナーと中芯を剥がし、同様に切り口を包む処理をします。
これで、3cm x 0.8cm、長さ3cmのツマミができます。
このツマミを取り付ける穴を、以下の写真のように掘ります。
ここに木工ボンドを塗りこみ、ツマミをはめ込みます。
中芯の空洞部分に、丸棒を通しておきましょう。
この丸棒を箱本体に取り付け、蓋ににするわけですが、一箇所だけその蓋を閉じた状態にするためにストッパーが必要になります。
以下のように、側板に貼りつけておきます。
ストッパーも、上面部分だけ切り口を隠す処理をしてから貼り付けます。
ここまでできたら、蓋を収めながら、箱を組み立てます。
写真の下側にある側板の裏側に、ストッパーを貼りつけています。
写真の上側の方に蓋の丸棒があって、蓋が開閉できるようになっています。
ボードの作りかた
ボードは簡単です。Wフルートのダンボール板1枚で作ります。
ダンボール1枚を切り出し、そのまま貼りつけてもいいですが、このブログでも紹介しているように、切り口の処理をしておくと、見栄えのよいボードに仕上がります。
以下の記事
はAフルートのダンボール板を使用した例ですが、参考にしてみてください。
材料表の寸法は、各辺とも仕上がり寸法より15mm幅だけ大きめに書いてあります。
この15mmの部分を使って切り口を包みます。
これを、先に作っておいた箱の後ろに貼り付ければ完成です。
付箋ボードの完成
完成した付箋ボードです。
ボードは、ポストイットノートなどの75mm x 75mmの付箋が6枚重ならずに貼れる大きさです。
天板の上には、付箋やペンを置いておけます。
下の箱は、付箋のストックがもう一つ楽に入ります。
使わない時は、蓋を開けて、箱の中に付箋やペンをしまって置くことができます。
75mmx75mmの付箋をもう一つストックしておくのに十分な大きさです。
メモはスマホで済ませることも多いと思いますが、私などはやっぱり目の前にメモが貼ってあると落ち着きます。
付箋好きの方は是非お試しください。