メモをとったりアイデアを書き留めたりするときに、A6サイズのノートを使う方も多いでしょう。
わたしは、コンビニでも手に入るコクヨのA6ノートをよく使います。
ところで、このタイプのノートは、机の上で書く分にはよいのですが、電車の中で座っているときに膝の上でメモを取ったり、立った状態でアイデアを書き留めるは少し使いにくいです。
表紙が曲がってしまうので、うまく書けないのです。
こういう状況ではリングタイプのメモ帳がよいのですが、リング部分がどうも苦手でやはり開くタイプのこのノートがよいという方もいるでしょう。
そこで、このような場合の補助具として、ダンボール板で下敷きボードを作ってみます。
使い勝手が格段に上がります。サイズがそれほど大きくないので、A6ノートをセットした状態で鞄に収めることもできます。
目次
A6ノート下敷きボードの作り方
部品表は次の通りです。ダンボール板はいずれも(紙巾方向) x (流れ方向)という表記にしています。厚さは5mmです。
- 17cm x 24cm のダンボール板 1枚
- 17cm x 11cm プラスチック板(0.3mm厚) 2枚
使用する部品はこれだけです。
A6ノート下敷きボードの組み立て方
まず下敷きボード本体となるダンボール板1を切り出します。
ダンボール板は、上記の寸法で切り出してもよいですが、今回は以下の記事:
のように切断面を表ライナーで隠す加工をします。
そのため、上記の寸法より上下左右1cm〜1.5cm大きく切り出します。
切り出したら、上記の記事を参考に、上下左右1cm〜1.5cm分の部分について、表ライナーを残して裏ライナーと中芯を取り除きます。
取り除いたら、表ライナーを裏側に折り、木工ボンドやスティック糊で貼りつけます。
この状態で、上記部品表の下敷き1のサイズになります。
次に、プラスチック板2を両面テープで貼り付けます。
A6ノートの表と裏の各表紙を挟み込める位置に貼り付けましょう。
写真は、プラスチック板を貼る位置がすこしずれてしまいましたが、これで完成です。
使い方
使い方は簡単です。
どちらかのプラスチック板にA6ノートの裏表紙か表表紙を挟み込みます。
ノートの前半を使う時は裏表紙、ノートの後半を使う時は表表紙を挟み込むとよいでしょう。
ノートの最初の方のページや終わりの方のページを使用している間は、表紙とダンボール板との間にすき間ができるので、同じく5mm厚のダンボール板を別に切り出して、下敷きボードとノートとの間にスペーサとして挟みこむのもよいです。
このとき、この下敷きに表ライナーなどで紙辺を取り付けておいて、同じくプラスチック板にはさみ込むと固定できます。
電車の中などで、膝の上にこの下敷きボードをおいてもノートが曲がらずに楽に書けますし、ペンを持つ手と反対側の手で下敷きボードを持った状態でも使えます。
材料費が安く、簡単に作れて、しかも実際に活用できる作品です。
是非試してみてください。