ダンボール工作では木工ボンドをよく使います。
手元にあるのはコニシ製の180g入のものですが、残り少なくなるとボンドを出す時に少し時間がかかるようになります。
逆さに立てておけばよいのですが、蓋の大きさがそれほど大きくないので自立させるのはなかなか難しいです。
そこで、ダンボールの端材を利用して、ボンドスタンドを作っておきます。
目次
ボンドスタンドの材料
ボンドスタンドの材料の部品は以下です。いずれも(紙巾方向) x (流れ方向)という表記にしています。厚さはすべて5mmです。
- 20cm x 5cm の天板 1枚
- 18cm x 4cm 側板 2枚
側板2は、少し大きめのサイズになっています。
天板に合わせて、後でカットします。
ボンドスタンドの作り方
まず天板1を切り出します。
そして、中央から長辺方向へ左右4cmのところで5mm幅程度の溝を掘ります。
折り曲げやすくするための溝ですので、カッターの切れ目だけでもよければそれで構いません。
溝をつけたら、中央に直径2cmの丸穴をあけておきます。
この穴は、木工ボンドのノズル部を差し込む穴ですので、お手持ちのボンドのノズルの大きさに合わせてください。
次に側板2の2枚を切り出します。
次のように中心から左右約4cmのところで、長辺に対して45度の線をひきます。
この「左右約4cm」は、天版1の2本の溝の間隔と合わせます。ぴったり合う幅に調整して罫書きます。
罫書きをしたら、その線に沿ってカッターで切断します。
ここで、天板をあててみましょう。天板の長さが側板の斜めの部分よりはみ出すようでしたら、ここで長さを揃えておきます。
ここまでで、以下の部品が揃います。
あとは、この天板と側板2枚を木工ボンドで貼りあわせて完成です。
ボンドスタンドの完成
完成したボンドスタンドです。
ボンドを立てると、こんな感じです。
ボンドの残りが少なくなってきた状態で工作をしていて、急いでボンドを塗らないといけないときに、なかなかボンドが出てくなくて慌てることがあります。
このようなスタンドを作っておいて、逆さに立てておけば、すぐにボンドが出てきて便利です。