ダンボール工作:ストッパー付き直定規を使って同じ位置に繰り返し印を付ける

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ダンボール工作でも活用できる道具についていくつか記事を書いてきましたが、この記事ではストッパー付き直定規について書きます。

普通のステンレス製の直定規を使用されている方は多いと思いますが、これはその直定規にネジ式のストッパーがついているものです。

以下の記事で、ダンボール板の端から同じ寸法の罫書き線を繰り返し引く時に便利な道具について書きました。

ダンボール工作で、切り口の処理をするときなど、ダンボール板の端から同じ幅で罫書き線を繰り返し引...
以下の記事では、ケガキゲージを紹介しました。 このケガキゲージ、あるととても便利...

ストッパー付き直定規も、目的は同じです。

ただ、このストッパーつき直定規はケガキゲージよりも安価で入手できますので、ダンボール工作でも導入しやすい道具だと思います。

道具箱に一本あると大変便利。おすすめです。

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ストッパー付き直定規の構造



ストッパー付き直定規は、その名の通り、直定規にストッパーが取り付けられたものです。

このストッパーは、直定規の長辺をはさみ込むようにレールが取り付けられていて、このレールに沿って長辺方向にスライドできるようになっています。

そして、ストッパーにはネジが取り付けられています。



このネジを閉めると、ストッパーが直定規に固定されるようになります。

ストッパー付き直定規の使い方

このストッパーを利用すると、ダンボール板の端から同じ寸法の位置に、繰り返し印を付けることができます。

例えば、ダンボール板の端から2cmの幅で罫書き線を引きたいときには、直定規の2cmのところでストッパーを固定し、罫書きをしたい辺の2箇所にこの直定規を当てて、印を付けます。





あとはその2点を別の直定規で結べばいいわけです。





また、既に加工が済んでいるものに対して現物合わせで寸法を取りたい時、かつその寸法が正確に読み取れないような場合、このストッパー付き直定規で寸法を”写す”ことができます。

つまり、「寸法を数値で読みとる」のではなく、「あるものと同じ寸法のものを別のものに書きだす」という作業ができるようになります。

この点は、ケガキゲージと働きが同じですね。

ストッパー付き直定規はケガキゲージよりも安価

ストッパー付き直定規は、比較的安価な道具です。

ケガキゲージは、一番小さいモデルでも6,000円〜7,000円ほどしますが、この記事で紹介した15cmのストッパー付き直定規(シンワ製)なら800円前後で手に入ります。

直定規のサイズはいろいろありますので、自分の作業にあった大きさのものを選べばよいです。

サイズが大きくなるほど価格は高くなりますが、ケガキゲージよりは安く手に入ると思います。

直定規を持っておられる方は多いと思いますが、このストッパー付きの直定規も1本あると大変便利です。

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