ダンボール工作を始めるにあたり、最初に揃えておきたい道具をまとめました。
これ以外にも使用するものがありますが、それは各記事で説明していきます。
目次
道具一覧
冒頭の写真は、最初に揃えておきたい道具類です。
せっかくですので、道具トレイをダンボール板で作り、道具たちを並べてみました。
ここには、以下の道具があります。
- 木工ボンド
- カッター(L)
- カッター(S)
- ピンセット
- カッター替刃(L, S)
- 両面テープ
- 三角定規
- 自作スコヤ
- ピンバイス
- 直定規
- カッターマット
このサイトで使用する道具は他にもありますが、それはまた別の記事で取り扱います。
木工ボンド
木工ボンドは、ホームセンターで販売されている木工ボンドで十分です。
速乾性のものを選ぶと比較的早く接着できるので、作業が進めやすいと思います。
このサイトでは、コニシの木工用ボンド(速乾)を使います。
カッター(L)
Lサイズのカッターです。主にダンボール板の切断に使用するメインのカッターです。
ホームセンターなどで売られている、OLFA製の一般的なモデルで十分です。
写真のカッターはOLFA製の「万能L型」というタイプで、刃幅は18mmです。
もうひとつ、別の記事に書いていますが、切れ味がとてもよいカッターがあります。
このカッターナイフ本体にスピードブレード(大)という替刃を取り付けて使用しますが、この刃がとてもよく切れます。ダンボール工作をするのにとても便利ですので、ぜひ試してみてください。
カッター(S)
カッターはもう一本、細身のものも用意しておくとよいです。
こちらは主に、円や曲線を切る時に使用します。
写真のカッターは、同じくOLFA製の「Aプラス」というタイプで、刃幅は9mmです。
ピンセット
ピンセットも重要な道具です。
このサイトで扱う作品例では、表ライナーや裏ライナーを剥がす作業を行うことがあります。
そのときにこのピンセットはなくてはならない道具です。
100円ショップで買えるものでも十分です。ピンセットの先はなるべく細くなっているものを選びましょう。
カッター替刃(L, S)
カッターの替刃、これは是非手元に置いておくようにしましょう。
「替刃式カッターを持っているけど、替えたことがない」という方、結構おられるのではないかと思います。
替刃を交換するのはもとより、カッターの刃を折って新しい部分を使うということをほとんどしない方も中にはおられるかもしれません。
カッターの刃はこまめに交換することを強くお勧めします。
カッターマット上で紙を切っていると、意外と早く刃先を消耗します。
それに気づかず使い続けることが多いのですが、ダンボール板のカット面の切断の具合が明らかに悪くなってきます。
ですので、こまめに交換しましょう。
カッターの刃を折るのは結構面倒な作業かと思われますが、OLFAから「ポキステーション」
という商品名の非常に便利な道具が販売されています。 これを使うと刃を折る作業が面倒どころか楽しくなります。 これは以下の記事で紹介しています。 こういった道具も手に入れておくとよいです。 繰り返しますが、カッターの刃はこまめに交換しましょう。(折ることも含め) そのためにも常に替刃を手元に置いておくことです。 両面テープもダンボール工作ではよく使います。 接着力によって、いくつかの種類がありますが、強力タイプを1つ用意しておけばよいでしょう。 直角の線を引くために、三角定規は必須です。 木工ならば、曲尺を用意するところです。もちろん小型の曲尺を使用してもかまいませんが、100円ショップや文房具売り場で手に入る三角定規でも十分です。 スコヤという道具、これも木工をやる人にはお馴染みの道具ですが、ダンボール工作でも用意しておくとよいです。 ただ、金属製の重いものはダンボール工作では扱いにくいと感じます。私は三角定規の両面に木材を貼りつけてスコヤを自作しました。 これが使ってみると大変便利です。この木材部分は厚みが2mmほどあるのですが、この木材部分をダンボール板の辺の基準面に当てて線を引くと、辺に垂直な線がぴったり引けます。 罫書をするスピードがあがり、作業がはかどります。 両面テープ
三角定規
自作スコヤ
この自作スコヤの作り方については、以下の記事をどうぞ。
ピンバイス
これは必須というわけではありませんが、ダンボール板に竹ひごのような材料を通す穴をあけるときに使用します。
3mm程度までのドリル刃をセットして使用します。
直定規
これは普通の定規です。写真は20cmのものですが、他に30cmや40cmのものもあれば便利です。
プラスチック製の透明なもの、ステンレス製のもの、いずれのものでも構いません。
カッターマット
カッターマットは、できればA3サイズの大きなものがあると作業がしやすいと思います。
机を傷つけないためにも、また作業の安全のためにも、カッターマット上でダンボール板をカットするようにしてください。
ただし、カッターマット上でカッターを使用していると、想像しているよりも早くカッターの刃が切れなくなってくると思います。
そこでまた繰り返しになってしまいますが、カッターの刃はこまめに折ったり交換したりして、なるべく新しい刃を使うようにしましょう。