先日、以下の内容をツイートしました。
ダンボール工作で使うカッターですが、
オルファのスピードハイパーALが届きました!
スピードブレードという刃が装着されています。
ダンボールを紙巾方向に切り比べると、確かに切る時の力が少なくてすみます。
ボディのロック機構もしっかりしていて、これは活用できそうです。 pic.twitter.com/SE2m0IYA7Y
— ダンボールの庭 (@maruzo_cardbd) 2019年7月2日
オルファの「スピードハイパーAL」です。
冒頭の写真の、上の方のカッターですね。
大型刃のカッターは、ダンボール工作でダンボール板から部品を切り出すときに、なくてはならないといってよいくらい大切な道具です。
この作業をスムーズに進めるのに、このカッターはおすすめです。
目次
フッ素加工されたカッター刃「スピードブレード」が標準でセット
このカッターには、「スピードブレード」と呼ばれているカッター刃(厚さ0.5mm、刃幅18mm)が標準でセットされています。
この刃が、ダンボール板を切るのに大変よく切れるのです。
商品パッケージには、「ダンボールカット時の切断抵抗値が約1/2」と書かれていますが、確かに普通のモデルの大型刃と比べて軽く切れます。
特にダンボール板を流れ方向に切った時に実感できるでしょう。
このスピードブレード、刃の研磨面(カッター刃の刃が付いている、端から1.5mm幅くらいのところ)にフッ素コーティングがされています。
このコーティングにより、切断時の抵抗が小さくなるということのようです。
もともと、この刃は「特専黒刃」つまり通常刃よりも鋭角に研がれている刃ですので、フッ素コーティングの効果と合わせて、この切れ味を実現しています。
ボディにも特長あり!握りやすい形状。しっかりしたオートロック機構 。
このカッターは、ボディ自体も使いやすくなっています。
まずボディの形状ですが、握りやすい形状に滑り止めのラバーグリップがついていて、切断時に安定して切れます。
また、AL型はオートロック機構が付いているモデルですが、このオートロックも切断時にはがっちり固定されるので、切りやすいです。
刃を出し入れするときは、そのままスライドするだけですので、出し入れも簡単ですね。
カッターの尾の部分に大きなツメがついていますが、これは梱包・開梱作業やペンキ缶のフタ開けなどに使用することを想定しています。
大型のカッターですので、手の大きさに合うかどうかという問題はありますが、その点に問題なければ、とても使いやすいカッターです。
切れ味はそれほど長く持続しない
ただし、スピードブレードの切れ味はそれほど長く持続しません。
特専黒刃の刃が鋭角に研がれている上に、切断を繰り返していくとフッ素コーティングが剥がれてきますので、通常刃よりも早く切れ味は落ちます。
従って、よりこまめにカッター刃を折ったり交換したりすることになると思います。
なお、このカッターは通常刃のオルファカッター替刃(大)も装着できます。刃は通常刃でよいとい場合でも、このカッターのボディを使用することができます。