ダンボール工作で、カッターを使ってダンボール板を切るときに、ガイドとして使う直定規(まっすぐな定規)について書きます。
材質について、プラスチック製、ステンレス製、竹製などがありますが、おすすめは竹製の直定規です。
目次
プラスチック製の直定規
文房具店やホームセンターなどで、まず最初に購入するのはこのプラスチック製の定規だと思います。
この定規があれば、ダンボール工作はこなせます。
作る作品の大きさによりますが、20cmか30cmのものをまず一本揃えましょう。
あとは必要に応じて、短いもの、長い物を買い足していきます。
透明な本体に平行線が印刷されていたり、滑り止め防止の工夫がされていたり、カッターで切断するために定規の一方に金属ガイドがついていたり、いろいろ工夫された直定規が販売されています。
自分にあったものを選びましょう。
ステンレス製の直定規
これも文房具店やホームセンターなどで簡単に手に入ります。
大工さんも使用する本格的なもので、精度も高く、本体もしっかりしています。
カッターのガイドとして使用しても、カッターの刃が誤って定規の上に乗ったりして、定規自体が削れてしまうこともありません。
ただ、カッターの刃がステンレス製の定規を擦れる感触が苦手に感じるおられる方もおられるかもしれません。
また、カッターの刃の動かし方次第では、この擦れによりカッターの刃が早めに痛むこともあるので注意が必要です。
そして、少し重量があるため、50cmくらいになると、ダンボール工作をするには取り回しが少しやりにくいかもしれません。
竹製の直定規はおすすめです
カッターでダンボール板を切るときに使う定規として、竹製の直定規、いわゆる竹定規は意外とおすすめです。
まず、なんといっても軽いことですね。50cmの竹定規でも軽いです。これくらい軽いと、ダンボール板の上での取り回しがとても楽です。
そして、金属製の定規と比較して、ダンボール板を傷つけにくいです。角が少し当たったくらいでは、材料に傷はつきません。
竹製の直定規自体に厚みがあるので、これがカッターのガイドとしてよく機能します。
カッターの刃が直定規にこすれる感触がどうも苦手という方にも、竹定規は特におすすめです。竹定規をガイドとしてカッターの刃が滑らかに動きますし、カッターの刃自体も傷つけにくいです。
ダンボール板の上に当てていても、適切な力で押さえれば意外と定規がライナー上を滑ることもなく、これもカッターのガイドとして十分です。
罫書きをするにはプラスチックやステンレスの直定規の方がやりやすいかもしれませんが、カッターのガイドとして、30cmや50cmのものを一本もっておくと大変便利と思います。