ダンボール工作:引き戸が付いた小さな小物用の棚を作り常備薬入れに使う

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ダンボール工作で、引き戸が付いた小物用の棚を作ります。

引き戸の扉は中を繰り抜いて、透明なプラスチック板を貼り、中が見えるようにします。

ダイニングやリビングに置いて、常備薬を入れたり、普段よく使う小物を入れておきましょう。

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小物用棚の材料

小物用棚を構成する部品は以下です。いずれも(紙巾方向) x (流れ方向)という表記にしています。厚さは、指定がないものはすべて5mmです。

  1. 17.5cm x 20.5cm Wフルート(8mm)の天板と底板 計2枚
  2. 17.5cm x 17.5cm の側板 2枚
  3. 15.9cm x 20.5cm の奥板 1枚
  4. 10,0cm x 14.5cm の間仕切り板(横) 1枚
  5. 15.9cm x 14.5cm の間仕切り板(縦) 1枚
  6. 16.5cm(要調整) x 10.5cm の引き戸 2枚
  7. 15.3cm x 9.5cm プラスチック板 2枚
  8. 表ライナー 適量

小物用棚の作り方

本体を作る

次に、本体から作ります。

天板及び側板1は8mm厚のWフルートを使います。

もし手元になければ、5mm厚のAフルートと3mm厚B フルートを上記のサイズで切り、貼りあわせて8mm厚にします。

この天板及び側板1の双方に、溝を掘ります。

掘るのは、5mm厚のAフルート側です。

幅は5mmで掘りました。ただ、後で引き戸をはめてみると、滑りが悪かったので、6mm幅くらいの方がいいかもしれません。

天板および側板1の端から5mmの位置に、紙幅方向に溝を掘ります。

次に、掘った溝から5mm程度間隔をあけて、もう一本の溝を掘ります。

以下の写真を参考にしてください。



溝掘りについては、以下の記事も参考にしてください。

このサイトは、ダンボール工作のサイトです。 よって、木材加工とは直接関連しませんが、棚板のようなものを取...

次に、溝を掘った底板に、側板2の1枚と、奥板1枚とを木工ボンドで張り合わせます。



張り合わせたら、次に間仕切り板(横)4、間仕切り板(縦)5の順に貼り付けます。(この順番がよいかと思います。)

間仕切り板(横)や間仕切り板(縦)は、いずれも側板、奥板の真ん中の位置に貼り付けます。

次に、天板1を貼り付けます。溝を掘った面を底板側に貼ります。

ここで、残りの側板2を貼りつければ本体は完成ですが、先に引き戸を入れた方がよいので、ここで引き戸の製作に移ります。

引き戸を作る

材料6を引き戸に仕上げますが、まず材料6を切り出した状態で、本体にはめ込んでみて、スムーズに滑るかを確認しておきましょう。

本体の貼り付けの精度によって、上記の寸法ではキツすぎることもあります。その場合は引き戸の縦方向の寸法を少し短くして調整します。

調整が終わったら、材料6に窓をあける作業に移ります。

材料6の2枚について、その中心に、横7.5cm x 縦13.3cmの長方形の穴を繰り抜きます。



繰り抜いたら、両面テープで、プラスチック板7を裏ライナー側から貼り付けます。



ここまでできたら、引き戸の流れ方向の切り口に、別に切り出した5mm幅の表ライナーを貼りつけて、仕上げておきます。

この引き戸を、先ほど作った本体にはめ込みます。

ここで注意。引き戸は「右手側が手前になるように」はめ込みます。

はめ込んだら、残りの側板を貼りつけて完成です。

小物用棚の完成

完成した小物用棚です。



この作品を作った時には、溝を5mm幅で掘ったためか、それがキツかったようで、引き戸の滑りがあまりよくありませんでした。

でも、できた作品はなかなか見栄えがよく、中もよく見えるので立派な小物棚になりました。

リビングにおいて、常備薬入れになっています。

ここで紹介したサイズは一例です。入れたいものにあったサイズで、是非作ってみてください。

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